ハプバーで女性は誰を選ぶ?|スーパー常連と単独男性の違い
スーパー常連でもうまくいかない夜がある
前回は「常連と初心者の差は関係性にある」とお伝えしました。では、もしその場にスーパー常連と過去に一度だけ会った単独男性が並んでいたら、女性はどちらを選ぶのでしょうか。
ある夜のケース
その夜、お店で一番有名なスーパー常連が二人の女性にアプローチしました。ひとりは初来店の新規女性(カウンターで静かにドリンク)。もうひとりは数回来店している単独女性です。
まず新規女性へ声かけ――しかし軽く会釈するだけで会話は広がらず、すぐに視線を外されてしまいました。続いて数回来店の女性へ。得意の軽快なトークで笑いは起きたものの、深い関係には発展しません。
そこでスーパー常連は、先ほど塩対応だった新規女性の隣に、その日一番目立っていたイケメンを呼んで座らせました。すると彼女は一転して楽しそうに会話を始め、そのままルームへ。
一方、数回来店の女性は、フロアにいた地味な単独男性と自然に遊ぶ流れに。実はこの男性とは以前から面識があったのです。
その夜の結果だけを見れば、選ばれたのは“スーパー常連”ではなく、イケメンと地味な単独男性でした。
信頼には二つの軸がある
なぜスーパー常連が結果を残せなかったのか。その理由は信頼の二軸で説明できます。
コミュニティ信頼
お店全体で積み上げられた信頼。スタッフや常連仲間、女性たちから「この人は安心できる」と見られる状態。スーパー常連が持つ大きなアドバンテージです。
個人信頼
女性ひとりひとりとの“小さな記憶”に基づく信頼。過去に楽しく話した、安心できた――そうした個人の関係性が基盤になります。
スーパー常連はコミュニティ信頼では圧倒的でも、新規女性にとっては個人信頼がゼロ。そのため彼女が選んだのは「今この場で心地よい相手」だったのです。
心理学で見える女性の選択
単純接触効果
会う回数が多いほど好意が高まりやすい。スーパー常連は本来これを積み重ねてきた存在です。
親近効果
直近で関わった相手の印象が強く残る。数回来店の女性が面識ある地味な男性を選んだ背景には、この効果が作用しています。
個人選好
集団での評価より「自分にとって心地よいかどうか」を優先する傾向。ハプバーでは特に、この心理が強く出やすいのです。
まとめ ― 次回への問いかけ
ハプニングバー(ハプバー)では「有名だから必ず選ばれる」とは限らない。女性が最終的に優先するのは、コミュニティ全体の評価よりも「自分との関係性」です。
だからこそ、イケメンや地味な単独男性が結果を残すこともあるのです。
さらに「常連」といっても一枚岩ではありません。リピートされ信用残高を積み上げる常連もいれば、毎回ゼロから関係を作って勝負している常連もいるのです。
次回は、この二種類の常連について詳しく見ていきましょう。
▶ 続きはこちら: ハプニングバー(ハプバー)常連の二つのタイプ|信用残高を積む男と積めない男